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家に着いたら 2ヶ月目 3ヶ月目 4ヶ月目 5ヶ月目 6ヶ月目
4か月目の子犬

子犬は乳歯の抜け替わる時期。家具や履き物など何でもかじるようになります。犬用のガムやおもちゃが市販されています。適当な大きさ・硬さのものを与えるとよいでしょう。子犬には噛んでよいものと悪いものの区別はつきません。褒めることと叱ることを、子犬の行動に結びつけて理解させましょう。
子犬の行動は、この頃から無意識ではなく目的を持つことが多くなります。
知性の発達の最も盛んな時期。この時期によい性格とよい習慣を身につけさせます。わがまま放題に溺愛すれば、飼育者には満足でも社会には受け入れられない不幸な犬になってしまいます。
食事
乳歯が抜けて永久歯に替わる時期。ドライタイプのドッグフードを柔らかくしなくても食べるようになれば、便を観察しながら適正な1日量を決め、食餌の内容を緩やかに替えていきます。
ドッグフードには、子犬の成長に欠かすことのできない栄養分がバランスよく含まれています。ドッグフードと新鮮な水だけでも十分に発育が可能です。
「スワレ」と「マテ」
食事前や散歩に出かける時など、指示が必要な時には必ず座って待たせます。子犬にとって最も興奮している時に座らされることになるので簡単には覚えません。
片方の手で犬のアゴを持ち上げるようにし、一方の手で犬の腰を軽く押さえて「スワレ」と声をかけます。座ったら十分に褒め、機会あるごとに繰り返すことが大切です。座らなければ「次の欲求を満たさない」という人間側の方針を変えてはなりません。
首輪とリードに馴らす
ワクチン接種後2週間くらいたてば子犬は外出できます。室内犬でも外の世界に馴らす必要があります。子犬は突然、首輪やリードをつけられると歩くのを嫌がります。室内にいる時から首輪やリードに馴らします。
はじめは布製のリボンをゆるめに首に結びつけます。子犬は気にして取ろうとしますが、そのうちに慣れます。リボンに慣れたら、用意した首輪をつけ、これにも慣れさせます。飼い主の監視下でリードを子犬の首輪に取り付けて、室内で遊ばせて慣れさせます。次に、室内で馴らしておいたリードを首につけ、抱きかかえて外出し、近所を数分間歩いて戻ります。このようにして徐々に外の世界に慣れさせます。

子犬にリードをつけ、無理やり引きずって散歩させる光景を見ることがありますが、子犬にとって悪い印象だけが残り、外出を嫌うようになりますので注意しましょう。生後6か月くらいまでは手足の骨格、特に股関節が未成熟で、強制的な引き運動は骨格形成に悪い結果を及ぼします。
室内犬の場合は、家の中が運動場で犬舎の中が自分の部屋。庭やベランダで日光浴をかねて自由に遊ばせるだけで運動量は十分です。
危険な場所や寝室など犬が入っては困る場所には、入り口にサークルを1枚置き、侵入を防止するとよいでしょう。
乳歯
乳歯は自然に抜けますが、小型犬では残ってしまう場合があります。グラグラした乳歯を無理に引き抜くと歯根が残ることがあるのでやめましょう。犬用のガムを与えたり、硬いフードに切り替えることで、乳歯の生え替わりを助け、歯石の付着を防ぎ、歯の病気を予防できます。食後に水を飲ませる習慣も、歯を清潔に保つためによいことです。
フィラリア症の予防
フィラリア症は蚊の媒介によって、心臓にフィラリア虫が寄生する病気。ひと夏を過ごした犬の90%はフィラリア虫が寄生しているといわれます。
予防せずに数年を経て末期症状になると、血液の循環が阻害され、腹水がたまり、咳をするようになり、最悪の結果となります。予防は子犬の時期から怠れません。
フィラリア症には予防薬があり、定期的に飲ませます。もし、すでに心臓にフィラリア虫が寄生している場合、予防薬を飲ませることはできません。血液検査で寄生の有無を調べてから予防薬を服用させます。